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『都市伝説解体センター』をやった

ゲーム『都市伝説解体センター』のタイトル画面のキャプチャ。2Dドット絵で描かれた男性がこちら側を指さしている。背後には大きな目のイラストが描かれている。

都市伝説解体センターというゲームをクリアしたので感想を書きます。今年最初のクリアしたゲームですね。
ネタバレはなしでいきます。

ざっと感想

タイトルからわかる通り、オカルトとかホラーが好きな人にピッタリのゲームです。
ストーリーが第〇話って感じで進んでいくんだけど、一話に一つ有名な都市伝説が出てきて、その都市伝説にまつわる事件の謎を調査して解決していきつつ、全体にまたがる大きな謎を解明していくっていうのがこのゲームの流れ。

最後までクリアしてみての感想としては、世界観、雰囲気がとても良くてそれだけで楽しいんだけどしっかりストーリーも楽しませてもらえて、そしてわりと短い時間で終わるので非常に満足度が高かったです。

プレイ時間はこちらをクリック(ネタバレ防止で隠してます) 14時間でクリアできるくらいのライトなゲームです。

これ以降いくつかのトピックに分けて感想を書いていきます。

世界観

2Dドット絵で描かれたゲーム画面は全体的に暗い雰囲気を醸し出していて、都市伝説とかオカルトって言葉がぴったりな雰囲気になっている。
また全体的にアステカ文明だとかイルミナティーだとか、そういうのを感じさせるアートワークになっていて、そういうのが好きな人は見た目の時点でとても楽しめると思う。

都市伝説解体センターのゲーム画面。2Dドット絵で描かれた男性がこちら側を指さしている。背後には大きな階段と目のイラストが描かれている。
このオカルト感よ

主人公のあざみという女の子が謎の能力を持っていてメガネをかけている間だけ幽霊的なものが見えるんだけど、その幽霊的なものがドットが荒い2Dでありながら気持ち悪さがよく表現されていてとても良い。

ストーリーを進めていくと僕らがよく知っているような都市伝説がたくさん出てくるんだけど、事件の詳細を知っていくにつれてもしかしてこれはあの都市伝説なのでは?って予想するのがとても楽しかった。
妻と一緒に進めていたんだけど僕も妻もそういうのがわりと好きなので2人でわいわい盛り上がりながらプレイできて良かった。

ストーリー

基本的なゲーム性としては、一話に一つ事件が起こるので、まず事件現場を調査したり関わる人に話を聞いたりしてその事件がどんな都市伝説にまつわる事件なのかを突き止める特定フェーズ、その後さらに調査を進めて事件の全容を解明する解体フェーズがある。
その流れは多くのミステリー系のゲームと同じなんだけど、なにせオカルトなので現実的な根拠のないような発想で事件について考えることになるのでそこがとても面白く感じた。

そして話を進めていく中でいろんなところに違和感が残っていくんだけど、そこを最終話でしっかりと回収しつつさらに驚きの展開があったりしてよく練られたストーリーでした。

個人的に良かったのは、毎話ごとの終わりに必ずテーマソングが流れつつ次の話に繋がるストーリーパートが見られるんだけど、曲の盛り上がりと予想外の展開とが合わさってわくわくが膨らんでめっちゃ好きでした。

会話のいろんなところにヒントが残されているので2周目やってもまた違った面白さがありそうだなと思った。
ただ、妻と2人で「これもしかしてこういうことなんじゃない?」とか「これ絶対このあとこうなるでしょ」とか言い合いながらやってたら最後の最後までの展開が予想通りに進んでいったので、驚きの展開があるとは言ったけれどこれまでにない真新しい何かがあるわけではないので、予想できない驚愕の大どんでん返し!的なものを求める人は期待しすぎない方が良いかもしれない。

まとめ

価格は安いしプレイ時間も短いし、そして満足度が高い。今誰かに面白いゲームを聞かれたら真っ先におすすめするだろうな、というゲームでした。