花を飾ったりベタを飼ったりしている
CATEGORY:ポエム
なかなかブログの更新頻度を保つことができない。
書きたいことは結構たくさんあるんだけど、いざブログに書くかあと考えてみると長い文章書くの億劫だな…となってしまって結局書かずに終わってしまうことが多い。
最近よく見ている tagucch さんの日報みたいに、そこまで長くない文章を毎日しっかり書くという習慣を僕もつけたいなあと思って一か月くらい経ちました。
前置き終わり。
花を買った
これまでの人生で花を買うという経験を一度もしてこなくて、確かに花は綺麗だし外を歩いていて花が咲いてたら見てしまうし、そういう情緒を感じるくらいの感情はあったんだけど、自分の部屋に置くみたいなのは一度も考えたことなかった。
後で詳しく書くけど最近なんか精神に変化が訪れていて、自分の家の中でいかに心を穏やかに保つかとか、いかに人生に喜びを見出すかみたいなことをよく考えるようになっていて、そんな考えの中で部屋に花がある生活が自分の心に与える影響について試してみたくなってきた。
そんなわけで花を買ってみることにした。
とは言っても花についての知識がまったくないので、僕の憧れているイラストレーターさんがよく花を買ってツイートしているお店のオンラインショップを見て、そこで購入してみることにした。
DILIGENCE PARLOUR というお店。
オンラインフォームから注文するんだけど、その際にほしい花のイメージを伝えたり、こちらの予算を提示する項目があって、それに応じて店員さんが選んでどんな花にするか決めてくれる。
僕はとりあえず青い花が良いくらいの漠然としたイメージしかなかったので、「青くて鮮やかな花」みたいなイメージを伝えてイメージ写真として青いバラの画像を添えて送った。
すぐにメールをくれて、こういうイメージになりそうですね~みたいな話とか、後は結構丁寧に値段に対する量の目安みたいなのも伝えてくれた。そして花が用意できたときにまたメールをくれて、これから郵送する花はこんな感じですよっていうのを教えてくれた。
総じてやり取りがすごく丁寧で満足度が高かった。
そして注文から一週間後くらいに届いたお花がこれ。
イメージ通りすぎたし、こんな鮮やかな青い花はあんまり家の周りの花屋さんを見て回ったときに全然なかったし、本当にめっちゃ感動した。
勘だけど多分カーネーションとガーベラとバラ。
IKEA で良い感じの花瓶を買って飾ってみた。
花を買うぞってなったときに、まずは簡単に始める方法はないかと思って、 FLOWER っていう定期的にお花が家に届くサブスクのサービスを始めてみようかと思ったんだけど、最初に送る花を3種類の中から選べるんだけど僕の琴線に触れるものがなくて、一番最初はやっぱり僕の好きな青の花が良いなと思って一旦 FLOWER は辞めた。
ただやっぱり DILIGENCE PARLOUR さんは品質がめっちゃ高い分それなりのお値段がしたので、あんまり頻繁に利用するのもちょっとしんどいので、今飾っている花が枯れちゃったら次は FLOWER を試してみようと思う。
部屋に花を飾って一週間くらい生活してみて、まず部屋に入るたびに花の香りがするという体験に驚いた。
花の香りが特別好きなわけではないんだけど、それでも部屋に入る度に一瞬心が和む瞬間が生まれて、とりあえずなんか良いというのはわかった。
あとは今まで本を読むときってお風呂入りながらスマホで電子書籍読んだりソファーに横になりながら読んでたりしたんだけど、自分の部屋で花を目の前にしつつ本を読む時間が生まれた。
ただ毎日少しずつ元気がなくなっていく花を見てるとなんだか心が痛い。
多分これは僕が正しいやり方をわかってないからだと思ってて、本当はもっと長持ちするのではと思ってるけど今はまだ全然わからん状態なので調べつつ少しずつ改善していきたい。
ベタをお迎えした
ベタという魚を知ったのはここ1年くらいで、飼育の難易度が低いのととにかく見た目が綺麗という点でそのときから気になっていた。
ただ動物というのは命なので、すでにウサギとネコを飼っていて、あと娘がいていっぱいいっぱいの僕が覚悟なしに飼っていいものではないなと思っていた。
飼育難易度が低いから良さそうみたいな心持ちがすでに良くないだろ、みたいな気持ちがあった。
ただ心が疲れたときにベタの画像を見て癒される日々を送っているうちに気持ちが高揚してきてとりあえず一旦お店に行って生で色んな子を見てみようという気になった。
飼うかどうかは決めずにとりあえず行ってみようという。
そんなわけで以前から気になっていた、中目黒にある「泡 abuku」というベタ専門店に行ってみた。
店内は結構狭くて、そこに大量のベタが並べられていてインパクトがすごかった。
狭いわりにお客さんは常に3組くらいはいる感じの人気で、結構見るのが大変だった。
あとうちは家族3人で行ったんだけど娘がめっちゃ興奮しちゃって暴れないようにするのがなかなか大変だった。だけど店員さんがとても親切で子に優しくしてくれたりとか初心者にめっちゃしっかりベタのこと教えてくれたりとか、すごく良いお店だったと思う。
行ったときはまだ飼うかどうかは未定の状態でお店に行ってから判断するという気持ちだったんだけど、お店に入ったらもうどの子をお迎えするかしか考えていなかった。
基本的には青いベタが良かったので、お店にいた何匹かの青いベタを見てめっちゃ悩んだ末に選んだ。
ベタと一緒に、初心者のための飼育セットみたいな感じで必要なものすべてを教えてもらって、あとはお迎えの仕方とか育て方が書いている紙も入れてもらってスムーズに購入できた。
普通に紙袋の中に水槽とかと一緒に水袋に入ったベタが入れられて渡されたときはびっくりしたけど、ベタは結構こういうのに強いらしくて全然問題ないみたい。とは言え帰りの電車はめっちゃ緊張した。
そんなわけでお迎えした子。
めっちゃ美しい…。
水が入れたてで綺麗なのと透明な水槽なのでベタが空中に浮いてるみたいでめっちゃ良い。
ちなみにお名前は「ルト」にしました。これはもうわかる人にはわかる。
今は何もないまっさらな水槽で、ベタ的には全然それで良いらしんだけど個人的にはアクアリウム的なものにも少しずつ進んでいきたいので、徐々に水槽の中をにぎやかにしていきたい。
フレアリングという、エラとかヒレを広げる運動を毎日やらせてあげないといけないんだけど、これをしたときにエラががばーって開いて中の真っ赤なお肉が見えるのがちょっと怖い。
あと部屋に水槽が置かれた結果部屋の湿度がめっちゃ高くなってしまってすんごいじめじめしだしたので、常に除湿をしなきゃいけない状態になっている。これはなんとかしたい。
最近の気持ちの話
そんなわけで今の部屋はこの記事の最初にもあげたようにこんな感じになっている。
相変わらず僕は写真が下手だ。
リモート生活がもう一年以上続いていて、一人暮らしの人の話を聞いているとやっぱり一年以上この状態なのは結構心に来るらしく、僕は家族に精神的に支えられてるんだろうなあとすごく思う。
とは言えそれでもやっぱりすり減るものはあるみたいで、また職場に直接会ったことがない人がどんどん増えていく状況とか、そういうのもあって仕事のことを考えたときにちょっと苦しさを感じることがあるなってここ最近気づいてしまって。
あとはメインの仕事以外に最近やっていることがいろいろあって時間に追われる日々を送っていて、ゲームをする時間はほとんどなくなってしまったし、仕事の自分と家庭の自分しか存在しない感覚になっていて、なんというか自分の中での確固たる自分像がもやってきた感があって。
これは仕事をどう捉えているかで僕の気持ちが理解できるかどうかは変わってくると思うんだけど、僕は仕事というものはすごく嫌いで、ただその嫌いな仕事の中でも今の仕事は自分の好きなものと紐づけられているのと、同僚がとても好きな人が多いという理由でやっていけるものになっていて、それでもまあ仕事の自分はものすごく頑張っている自分で、もちろん仕事の進め方やアウトプットには自然に僕の個性というものは出るとは思うんだけど、それでもやっぱり僕の目線から言うとそこにいるのは自然な自分ではないわけで。
逆に家庭はどうかというともちろん自然な自分ではあるんだけど、家庭の主役はもう僕ではないので、本来の意味での僕の満足というのは目指すものではなくて、ただ家族の満足を見ることで僕も間接的に満足できるので、それで良いんだという気持ちになっている。
この仕事と家庭というものの今の状態というのは、別に悪いものではなくて、多分僕はどちらもすごく上手くいってるんだと思う。
ただ僕はもともと一人で何かをするのがすごく好きで、これまでの人生は一人で(あとは少人数の友達と)何かをしているときの自分に重きを置いていたというか。
そういう時間がほぼなくなってしまって、そしてそんな日々が長く続いてきて、ふとなんのために生きてるのかよくわからんってなってしまったり。
もちろん生きなきゃいけない理由は無限にあるので暗い気持ちになっているわけではないんだけど、僕はまだまだ自分中心で生きたいんだよな、というのが答えっぽい。
そんなわけでもっと自分の時間を大事にしようという決意を固めたが時間がないものはないので、とりあえずメインの仕事以外のやってることが落ち着くまでは身の回りを自分の好きな綺麗なもので溢れさせようという感じになっておりいろんなものを買っている。
その流れが今日の記事の感じなのだ、というそういうお話でした。
そして今月いっぱいでいろんなものが落ち着くので(上手くいけば…)、そしたら9月からは今までできなかったことをやっていきたいなあと、そう思うのでした。